えんため備忘録

観たもの、聴いたもの、感じたこと、考えたことについて書きたいなーと。

背すじをピン!と「STEP83 二年後①」感想

週間少年ジャンプ 2017年 8号掲載分の感想です。

 

「まだ終わらない、きっと続くはず…!」的なエントリあげてますが、まぁやっぱり順当に終わってしまうのかもなぁという思いもあり…。笑

そんな中、せっかくの大好きな作品なので、感想を残しておこうかと。ま、感想といっても、頭から気になったところをつらつらと書き連ねてるだけの駄文ですけどもね。。折角なので、この先、完結までの分は書きたいなぁ。

 

というわけで、まさかの衝撃的二年後スタートのSTEP83から。

一気に時間が飛んで驚きましたが、しっかり面白く読ませてくれます、さすが横田先生。

 

まずは、みちるちゃん先生(と旦那さん)が海外、イギリスはブラックプールへと飛ぶところから。

ブラックプールは社交ダンスの聖地で、特に毎年5月下旬〜6月上旬に開催される「ブラックプールダンスフェスティバル」は世界で最も有名な社交ダンスの競技会、なんだそうな。(wikiより) ほー。部長たち、凄いところへ行ってるんだなぁ。

 

みちるちゃん先生の電話のお相手、現地に住んでる友人というのが、これまた横田先生のジャンプでの短期集中連載作「こがねいろ」のキャラクターらしいですね。

こがねいろ、背すピンの単行本に収録とかしてくれないかな。。読みたい。

 

そして登場、リオ先輩…!大人っぽくなってる…!!

部長はほぼ、というか全く変わらない…!笑

一時期はカップル解消の流れだったこの二人、こうして無事にプロとして世界に出て行くまでになったんだと思うと感慨深いですね…よかったね部長。。

 

みちるちゃん先生の顔を見て、懐かしさで涙を流し部活の様子を尋ねるリオ先輩は、やっぱり皆んなの優しいお姉さんですねぇ。。同時に、リオ先輩にとって鹿高競技ダンス部がどれほど大切な場所だったかが窺えます。

(たった2コマのこの描写ですが、次のSTEP84のラストを読んだあとだと、より深く感じ入ってしまいますね。しみじみ。)

 

そしてみちるちゃん先生の台詞で、今がいつなのかを知る構成。「全国大会の準備で忙しくしてる」「私も合宿前には帰るし」ってことは、ちょうど夏休みに入った直後、7月末あたりですかね。

 

沙羅さんはまた一段とお綺麗になられて…!!や、顔だけ見るとそこまで違いはないようにも見えるんだけど…なんだろう、衣装の違いかな?シックで素敵です。

これはまたどこかで書きたいけど、沙羅は、初登場シーンこそ漫画でよくある美人で強気なわがまま娘って感じだったけど、その後の描写をみると実際はかなり心優しい常識人ですよね。(強気なのはそのままだったけど)

その辺りのキャラクター造形も、紋切り型で済まさないのがこの作品の好きなところの一つです。

 

握りこぶしのサイズ差に笑うw

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場面は変わって八巻・椿ペアのシーン。二人は東京にいるのかぁ。

1ヶ月経たないうちに彼女と別れたという八巻くん。理由がなかなか切ない。

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まぁでも実際のところ、ダンスのパートナー以外と付き合うのってなんとなく難しそうですよねぇ。。八巻の元カノみたく、相手側が気にしてしまいそうで。

しかし八巻・椿組については実際この二人で付き合うことがあるのかっていうと、それはそれで大変そうだし…どうなんだろうね、この二人。笑

 

さて、寝坊した八巻が急いで向かった先は、とあるダンス教室。

子供にワーワーと遅刻をいじられる八巻。

おばさまに「今日もカッコいいわねぇ」と言われる八巻。

うーん、どの描写もめちゃめちゃしっくり来すぎてなんかツボ。八巻っぽい。笑

何気に、髪をおろしてる秋子は初?

 

そしてまさかのタツ小竹先生登場…!

びっくりだけど、ページ戻ると確かに「小竹ダンススタジオ」って書かれてた。笑

 

夜は日暮里へ移動。

ちなみにこのシーン、プロダンサーさんが実際の写真で再現したのをツイッターにあげられてました。駅前とかはともかく、このダンス教室も実際にある場所なんですね〜。

http://twitter.com/nippori_dance/status/826071326649487364

 

ここで畔田くんとナオミさん登場!八巻組もだけど、元2年生組はさほど変わってないね。

 

畔田が登場したことで、瞬間的に「後ろにいるのは宮大工くん!?あれなんかイメージ変わった!?」と思いきや、麹町ペアだった。笑

倉見さん、ちゃんと待っててくれたんだね…よかったね麹町くん。。笑

麹町ペアは、少ない出番ながら読者の心をきっちり掴んでいってくれるキャラだったので、また登場してくれて嬉しいです。

 

八巻に「おめーみてーなボンボンじゃねーんだよ」と言われ、「俺…ボンボンか…?」ってナオミに確認する畔田。そして「うん、だいぶボンボン」って返される畔田。

やーなんともね、「そこ気にするんだ」っていうのと、「むしろ今まで無自覚だったんだ」っていうのと。笑

あんな見た目のくせにちょいちょい萌えポイントを提供してくる小心者な畔田くん好きですよw

 

また場所が変わって、今度はついに鹿鳴館高校。

わたりさんの親友、ちかねちゃんも3年生となり、部を引っ張る立場っぽいですねぇ。

つっちーの親友(?)の本庄くんと藤巻くんも走ってます。そういや結局彼らは何部に入ったんだろうか…笑

そしてギターをジャカジャカやってるあなたたち…!まだ高校生やってるのか…!w てか今何年生なのww

 

そしてそして最終コマが今回1番の衝撃!鹿高元1年生の三人トリオ!

つっちー背ぇ伸びた!

わたりちゃんも伸びた!

ひらりんは…それほど変わらずかな?

 

しかしここで何が気になるって、つっちーが以前見た夢(コミックス6巻おまけページ)との違いですね。

・夢

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・現実

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…うん、夢の方はつっちーの理想が多分に含まれていた様子。なんかキラッてしてるし。笑

現実の彼は相変わらず変な文字のTシャツを来ててほっこり。やっぱつっちーはこうでないとね!笑

でもきっと、ダンスの実力はあの頃より数段上がっていることでしょう。

 

ひとまず今回は導入回といったところ。次回以降のつっちーたちの描写に期待が膨らむ終わり方でした。